大災害が仕事中に起こったら、家に帰る?会社にとどまる?

2011年の災害時、あるじのお兄さんは、実際に帰宅困難者になったワン。

そうなの。だから他人事じゃなくて。
今日は「何が準備してあれば帰路についてよいか」を考えていきたいと思います。
▶️ そもそも電車の中で被災したらどうなる?はこちらをご覧ください。
電車で災害に遭ったら?閉じ込め・非常用ドアコック・下車後の流れ
✔ この記事でわかること(結論)
- 原則は「すぐに帰らない」:東京都は災害後72時間(3日間)のむやみな移動を控えるよう呼びかけています
- 歩いて帰る判断の目安:10km台なら準備次第、20kmは覚悟が必要、30km超は待機が安全
- 出発前に確認すべき条件:「道路状況・服装と靴・気候・水、食料(常備薬)と明かり」
- 普段から持ち歩ける帰宅困難対策の持ち物リストつき
原則「72時間は帰らない」|なぜすぐ帰ってはいけないの?


例えば東京都は、災害発生後むやみに移動せず、約72時間はとどまることを呼びかけています。
▶️ 東京都帰宅困難者ハンドブック

3日もワン!?そんなに待っていられないワン!
なんでワン⁈
発災直後に皆が一斉に歩き出すと、道路が人であふれて救助・消火活動の妨げになります。
それに、余震や火災による二次被害に巻き込まれる危険も。72時間は「72時間の壁」「人命救助のゴールデンタイム」と言われています。

なるほどワン…。
でも、会社に3日分の食べ物なんてあるワン?

それが現実的な問題。
東京都の条例では、企業に従業員3日分の水・食料の備蓄が努力義務とされています。でも、大企業はまだしも、中小企業で3日分の蓄えがある所は少ないのではないでしょうか。
どうしても帰る必要がある方もいると思います。
⭐だからこそ「歩いて帰る」を選ぶ場合の判断基準と備えが大切になります⭐
帰宅困難者になったら|10km・20km・30kmの徒歩帰宅目安と持ち物リスト


でも、実際に被災した時に歩いて帰れるのかい?
あるじは体はそんなに丈夫じゃないだろう?

そうなんだよね。
私は体力に自信がないよ。まず、歩く速さの目安から考えてみるね。
歩く速さの目安(ご参考程度)
- 日常的に運動習慣がある人:1時間に4〜5km
- 運動不足の人・荷物がある人:1時間に2〜3km程度になることも
距離別の判断目安
| 自宅までの距離 | 所要時間の目安 | 判断 |
|---|---|---|
| 10km | 2〜4時間 | 多くの人が帰宅可能 |
| 20km前後 | 5〜7時間以上 | 覚悟すれば歩けるが、体力・気象・装備次第 |
| 30km超 | 日をまたぐ恐れ | 災害直後はかなり困難。待機の方が安全なケースも |

私のケースは勤務地〜自宅間が10〜12km。
徒歩可能圏内ってことか!

待つんだワン…!!
状況は「普段」と違うワン。
出発前に確認する4つの条件

出発前に一呼吸。
「距離的に帰れるはず」と思っても、当日の条件次第で難易度は大きく変わるんだワンよ。
- 道路や鉄道の状況:橋やトンネルが通行止めなら、迂回で距離が大幅に伸びる
- 体調・服装・靴:スーツ用の革靴やパンプスはかなりの負担(靴擦れで歩けなくなるかも)
- 気候:真夏の炎天下、真冬の寒さや雪は消耗が激しい
- 水・食料・明かり:長距離歩行に水分補給は必須。夜間は懐中電灯がないと危険

た、確かに厳しい。
「帰れる」と思って迂闊にオフィスを出たら「やっぱり無理だった」ってことも。

でしょう~?
厳しい選択になるワン。だから出発前のチェックが大事なんだワン。
頼れる場所を知っておく|公共施設の位置は把握してる?

万全を期して帰路についても、「想像以上に悪路で帰れない」となったら、頼れるのは避難所です。事前に「指定緊急避難場所」を調べておきましょう。
東京都なら「東京都防災マップ」で多くの避難所をマップ上で確認できます。
https://map.bosai.metro.tokyo.lg.jp/
・避難所
・避難場所
・避難施設
等の絞り込みができます。

私は東京都在住ではないのですが、「◯◯市 避難所」と検索すると、市のホームページから指定避難場所を一目で見ることができました。

ずいぶんある。
1つ1つ全部は覚えておけるかい…?

だったら、せめて「学校の場所」だけでも何となく覚えておくといいと思うワン。
大きいから目につきやすいし、多くの学校が、いざという時に避難所として開設されるんだワン。
※避難所の指定は自治体によって異なります。お住まいと勤務地の自治体で一度ご確認を。
🌸「通勤路のどこに学校があるか」を思い浮かべられるだけでも、心の余裕が違います🌸
普段から持っておくと良い物リスト

あるじはさぁ、ふだんからどんな物を備えているの?
普段のカバンの中を見せてよ。

ちょっと恥ずかしいけどぉ。
*山盛りです↓



575gか、結構重い。

私は確かに持ちすぎですね。
帰宅困難者向け持ち物リスト10選
□ 現金(お札だけでなく小銭も)
□ 水(水筒にはつねにお水)
□ 食料(ゼリー飲料、カロリーメイトなど)
□ 充電器・モバイルバッテリー
□ 季節用の防具(カイロ・冷感タオルなど)
□ 常備薬
□ 救護グッズ(絆創膏など)
□ 簡易トイレ(1-2回分)
□ 笛
□ ナプキン(女性) ※いざという時は止血にも使えます
ちょっと工夫:水は「数珠つなぎ」にする


お水を運ぶ容器が無い時、ビニール袋を使用されるかと思います。
ビニールに水を少し入れて縛るをして、数珠つなぎにした水を携帯するのも良い工夫だと思います。
…お水を沢山入れられなくなるけど。

なんで?

万が一、袋が破れたときに一気に全部の水を失うことになるから。
それに、飲むたびに開けて閉めてを繰り返すと、雑菌も増えやすい。
数珠つなぎなら、飲みたい時に1袋分だけちぎって飲み切れるから衛生的だし、1カ所破れても他の水は守れます。
※やわらかいビニール袋でないと作りにくかったです。
日頃から「1駅歩く」練習をしています

でも、いきなり10キロも歩けるのかい?
知らない道を歩くのは、精神的に思った以上の負担になるんだよ。

実は、お休みの日に1駅分とか歩いているんだ。
いきなり全部歩くのは辛いから。知らない街並みより、知っている道の方が安心して移動できるしね。
ブログ主の日頃の荷物紹介
上記で持ち物を紹介しましたが改めて。
- スニーカー(普段履き)
- ゆったりとした服装
- 小銭とお札が入ったお財布
- ゼリー飲料
- ハンカチとタオル
- モバイルバッテリー
- 冷感グッズ・防寒グッズ
- ティッシュ
- アルコールスプレー
- 小さな水筒
- 携帯用トイレ(1-2回分)
- 絆創膏
- 笛
- ポンチョ
- 地図

ポンチョまでいる~?

これはアルミ特有のガシャガシャした音が抑えられて、丈もあるし、しなやかなの。
万一、電車等での閉じ込めで「授乳ができなくて困っている方」、「お子さんがトイレを我慢できなくなった」、「生理でナプキンが限界」の方がいたら、被って授乳したり、ナプキンを交換してもらう事もできるかなって思って持ち歩いてる。

厚みが程よくしなやかで、うるさくない。
皆さんに知ってほしい所です。
ブログ主の場合|「虚弱」でも帰れる条件を考えてみた

私(体力に自信なし)の場合、自宅までの距離は10〜12km。以下の5つをクリアしていれば、とりあえず帰宅は可能と考えています。
□ 動きやすい服装
□ 暑さ・寒さ対策ができている
□ 上の「持ち物リスト」の準備がある
□ 学校(公共施設)の位置を(なんとなく)知っている
□ (方向音痴なら)紙の地図

その日の体調もよく確認して。
できる限り広い通りを通って、適切な時間帯に迅速に行動できれば、可能かもしれないワン。
被災時に帰宅をする際は、可能かどうかを一旦冷静に熟考し、自己責任でおこないましょう。
よくある質問
Q. 帰宅困難者になったら、まず何をすればいい?
A. まずはむやみに移動せず、安全な場所で情報収集を。発災直後の一斉帰宅は救助活動の妨げになり、二次被害の危険もあります。
Q. 何キロまでなら歩いて帰れる?
A. 目安として10km台なら多くの人が数時間で帰宅可能、20kmは装備と体力次第、30km超は待機の方が安全なケースが多いです。ただし道路状況・気候・体調・事前の準備で大きく変わります。
Q. 会社に備蓄がない場合は?
A. だからこそ個人の備えが重要です。普段のカバンに水・食料・モバイルバッテリーなど最低限を入れておきましょう。
まとめ|「動かない勇気」も防災

救助隊の妨げにならないよう注意して、考えられるだけの備えを事前にしておくこと。当日の体調も、すごく重要になってくると思います。

災害時に「何が正解か」を求めるのは非常に難しいクーン。
日ごろからの備えが、適切な判断をする助けになるワン。
あるじなら「動かない勇気も防災」「歩くなら備えと計画を持って」って、きっと安全な判断をするって信じてるワーン!
▶️ そもそも電車の中で被災したらどうなる?
電車で災害に遭ったら?閉じ込め・非常用ドアコック・下車後の流れ
⚠️注意⚠️
ここでご紹介している内容は、ブログ主が調べたり工夫してみたことをまとめたものです。できるだけ正しい情報を心がけていますが、誤っている内容が含まれる可能性もあります。災害時は行政・自治体の指示を優先し、最終的な判断や責任はご自身でお願いいたします。
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