
以前の記事でオフィス火災を取り上げました。
災害は場所を選んでくれません。通勤の途中で起きることだってあります。

そうだワン。大きな災害があった時、あるじのお兄さんも帰宅困難者になったワン。

そうそう。
公共施設を開放してもらって、ぐったり横になって寝ていたら、誰かがそっとアルミシートをかけてくれていた。本当に、本当にありがとうございます。
今日は「電車に乗っている時に災害が起きたら、その後どうなるのか?」を調べてみました。
また、別の記事では、電車用に個人で準備できる持ち物を紹介しようと思います!
みなさんの防災準備の参考になれば幸いです。
✔ この記事でわかること(結論から)
- **必ず降りられます。**ただし数時間の閉じ込めの覚悟が必要な事も**(実例:3時間超)
- 今の電車も窓は開けられる(ただし換気用)
- 非常用ドアコックは**「個人判断で使わない」**が鉄則
- 下車後は「駅(一時滞在場所)→ 一時滞在施設」という流れがある
電車の閉じ込めは何時間続く?【実例:JR京都線で3時間超】


まず「実際どのくらい閉じ込められるの?」という疑問から。
JR西日本が公表している実例を見てみましょう。
JR京都線・琵琶湖線(2023年1月、降積雪による輸送障害)
- 列車内での待機時間(一例):19:40〜23:05(約3時間25分)
- 全員の降車が完了したのは翌朝5:30
- 体調不良者10名(乗車人数:約1,400人)
出典:JR西日本 プレスリリース(PDF) https://www.westjr.co.jp/press/article/items/230217_00_press_gohoukku.pdf

3時間以上…!
降りた後も、線路の上を歩いて山科駅まで誘導されたんだワンね。

そうなの。斜面の階段から道路へ誘導することも試みたけれど、階段が凍結していて大勢いた乗客の誘導は困難だった。その結果、線路上を歩く判断になったそうです。

時間短縮より、きっと安全を第一に考えた結果なんだワンね…。
昨今の急激な環境変化もあって、対応が追いついていない面もありそうかと感じました。
でも、この災害をきっかけに鉄道会社では対応策が練られています。
⭐閉じ込めは「数時間単位」になり得ます。だからこそ日頃の小さな備えが効いてきます⭐
閉じ込め中に知っておきたい2つのこと


じゃあ、大災害で電車が止まって、電気も止まってしまったら大丈夫ワン?
火災が起きたら?もうダメワン?どうしたら良いか分からないワン。

鉄道会社の方たちも災害時の取り組みを一生懸命考えてくださっています。
でも、大災害時はどうなるかわからない。
知っておいた方が良いことをまとめました。
こちらをチェック!
絵が多くて分かりやすくまとめて下さっています。
緊急時、どうすれば良いのか一目で分かります。
🌸JR東日本なるほどQ&Aガイド緊急時🌸

すごいすごい!
・SOSボタン
・消火器
・非常用ドアコック
・ホームドアを開けるための非常解錠ボタン、緊急脱出口
そんなのあるの??
普段、当たり前のように使ってる電車だけど、
こんな事知らなかったワン。
開けられる窓もあります(空気が取り込めます)

昔の窓は良かったわ〜。
自由に開けられて、風を感じることもできたのよ。

出た。「昔は良かった」ってやつ。
でも、あるじ、今の電車だって窓を開けられるの知らないの?
多くの電車では窓を開けられますが、開口幅は制限されていることがあります。
中には固定窓もあります。

もし電車が止まってエアコンも止まったら、窓を開けて換気ができます。
※車両によっては開けられない窓もあります。
🌸空調が止まっても、換気で車内の空気を少しでも循環できます🌸

間違っても体をねじ込んで、窓から脱出しようとしちゃダメだワン。
非常用ドアコックは「個人判断で使わない」

各車両には**非常用ドアコック(非常ドア開放装置)**が取り付けられています。
カバーを開けてレバーを操作すると、そのドアのロックが解除されて、手で押せば開く状態になります。

??降りられる装置なのに、なんで見出しが「使わない」なの?
⚠️ 勝手に操作するのが危険な理由
- 架線には高圧の電気(区間により直流1,500V・交流20,000Vなど)が流れており、
むやみに外へ出ると感電の恐れがあります - 周囲の列車が動いていれば、接触の危険もあります
✅ 使うのは「乗務員・鉄道会社の指示があった」「車内で火災」「車両が大きく傾いた」など、命に関わる超緊急時のみ

基本は乗務員の指示に従って使用することになっています。

すぐに命に関わる状態でなければ、待っていた方がいいんだワンね。
でも、万が一に備えて存在と場所を知っておくのは大事だワン。
⭐「知っておくことは必要、でも勝手には使わない」⭐
下車したらどうなる?駅→一時滞在施設の流れ

災害で止まってしまっても、永遠に閉じ込められるわけではありません。
JR東日本はこう案内しています。
駅間での長時間の停車が見込まれる場合は、周囲の列車が全て停止し安全であることを確認した上で降車をご案内します。その際は係員の指示に従って行動してください。
出典:JR東日本「安全・安定輸送への取り組み」(PDF)

① まずは駅へ(一時滞在場所)
災害後の安全確認を経て、駅を一時滞在場所として案内できると判断された場合、トイレや公衆電話の開放が行われます。お水やブランケットなどを準備してくださっている駅もあるようです。

どの駅が一時滞在場所となり得るか。
あなたの最寄り駅はどうでしょうか?首都圏を中心に取り組みが進んでいますクーン。
- JR東日本 自然災害Q&A(首都圏路線の一時滞在場所の有無の記載あり) https://www.jreast.co.jp/saferelief/operationguide/pdf/earthquake.pdf
- JR東日本 大規模地震に備えた駅の取組み
https://www.jreast.co.jp/station_measures/

② 一時滞在施設へ
帰宅困難者を一時的に受け入れる施設(小学校などの公共施設等)へ移動します。
③ 「歩いて帰る」か「とどまる」かを決める

1、駅の構内で様子を見る
2、情報収集をする
3、一時滞在施設に留まるor家に帰るか決める
って感じかクーン。
▶️ 歩いて帰ることを決めた場合はこちら [帰宅困難者になったら|歩いて帰る前に確認すること]
(***ブログ記事準備中です***)
よくある質問
Q. 電車が止まったら、すぐドアを開けて逃げるべき?
A. いいえ。架線の高圧電流や周囲の列車との接触の危険があるため、乗務員の指示を待つのが基本です。例外は「車内火災」「車両が大きく傾いた」など、その場にとどまる方が危険な場合のみです。
Q. 閉じ込めはどのくらい続く?
A. 事例では3時間を超えたケースがあります。大災害時はさらに長引く可能性も考えて、最低限の備えを持ち歩くと安心です。
Q. 空調が止まったら?
A. 多くの車両で窓を開けて換気ができます(開けられない車両もあります)。
まとめ|下車はできる。でも、それまでは忍耐が必要。
とても大きな災害が来た場合、安全確認と運転再開までには相当な時間がかかりそうです。
送電の状況によっては、空調が止まる可能性も考えておく必要がありそうです。

だからこそ、日ごろから最低限の災害グッズを持って電車に乗ると良いんだワン。

別の記事で、電車用に最低限持っておきたい災害グッズをお伝えしようと思います(準備中)!
近年は災害も多いです。色々なシチュエーションでの防災も考えておくと安心です。
こちらも要チェック。
▶台風前の備え完全ガイド
▶台風前の家の守り方
参考資料
- JR西日本 プレスリリース(2023年1月 輸送障害) https://www.westjr.co.jp/press/article/items/230217_00_press_gohoukku.pdf
- JR東日本「自然災害に対する取り組み」 https://www.jreast.co.jp/saferelief/operationguide/pdf/natural_disasters.pdf
⚠️注意⚠️ ここでご紹介している内容は、ブログ主が調べたり工夫してみたことをまとめたものです。できるだけ正しい情報を心がけていますが、誤っている内容が含まれる可能性もあります。緊急時は必ず乗務員・係員の指示に従ってください。最終的な判断や責任は、ご自身でお願いいたします。
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