ポータブル電源素人、ポタ電を買う

災害時の絶対的な味方と言えば、ポータブル電源だワン!

災害に備えて1台は置いておきたい。
でも、バッテリー火災とかよく聞くし。
火災の危険はないの?って思わない?
どんなポータブル電源を買えばいいの?
今日はビビリなブログ主が「どんなことを注意して購入に踏み切ったか」、「ポータブル電源を実際に購入するまでの予備知識編」です!
実際に購入し、使用実験もしている記事はこちら(…準備中です。coming soon…)

私のようなポータブル電源素人が何を調べて購入まで至ったか。
「これは知っておくといいかも」という知識をお届けできるかと思います、ご参考になさって頂ければ嬉しいです。
※このブログの内容はあくまでも情報提供を目的としています、ご参考程度になさってください(個人の考えであり、誤りが含まれている可能性があります)。
防災や緊急時の対応、また紹介した製品のご購入・設置は、ご自身のご判断で行って下さい。
選べない!ここをおさえて選んだ8つのポイント


最近バッテリー火災のニュースをよく聞きます。
火災が起こるんじゃ、熱暴走するんじゃ、重くて運べないかも、規格出力とか…注意する事が多くて訳が分からず。
ここだけは注意しておこうと思った点をピックアップしました。
- 何のために使う?目的は?
- ◇(ひし形)PSEマークが付いているもの(ACアダプター/ACケーブル)を選ぶ
- 初心者はリン酸鉄リチウムを選ぶ方がベター
- BMSの内容を確認する
- 廃棄方法を事前に調べておく
- 正規店で新品を購入する
- 家に置いておくときの注意
- 火事も想定した準備
何のために使う?目的は?

ところで、なんでポータブル電源が欲しいの?
何に使うの?

えっ?だ、だって、電源あればなんでも出来るんでしょ?
えっと、だから…、え~。…。
ポータブル電源をどう使うか、何に使うかハッキリさせて、その目的に合った物を買おう
私は、結局「冷蔵庫を冷やすため」と決めました。
昨今の夏は災害級の暑さです。
災害などの停電時、体を冷やす保冷剤が無ければ、愛犬アーモンドや両親も熱中症にかかってしまうかもしれません。あとは携帯の充電が出来れば充分です。これさえ決まれば、購入するべき容量も見えてきます。あとは、安全性も気になる所です。
◇(ひし形)PSEマークが付いているもの(ACアダプター/ACケーブル)を選ぶ

PSEって何?
ポカーン。

勉強しました!
PSEマークとは、電気用品安全法の技術基準への適合など、法律で定められた要件を満たした電気用品に表示されるマークだよ。

これがついているポータブル電源を買えば大丈夫なんだねクーン?
↓私の購入したタイプは、ACアダプターの四角い箱がないタイプで「PSEマークがない!」と焦りました。差込み口にマークを発見!

【バッテリー本体の裏面】
赤矢印↓:丸形のPSEマークがあります。
緑矢印↓:Li-ion32 リチウムイオン電池を使用しているのが分かります。


はぁ?
ACアダプターの時は「◇ひし形PSEマーク」で、本体には「〇丸形PSEマーク」?
きっと、適当にマークつけてるワンね。

意味はあるんだ!
ひし形PSE(◇):「特定電気用品」
→ 特に危険が発生するおそれが高いもの。ひし形PSEは、第三者の検査機関による適合性検査も必要なんだよ。
丸形PSE(○) :「特定電気用品以外の電気用品」
→ こちらも電気用品安全法の技術基準への適合が必要

大混乱!!
本体よりも付属のACアダプターにひし形PSEマークが表示されているかを確認しよう。

実はここがちょっとややこしいところで、AC100V出力ができるポータブル電源本体そのものは、電気用品安全法上「モバイルバッテリー*」とは別区分になっていて、現時点ではPSE表示の義務対象外です(ブログ掲載時点)。だから、本体よりも付属のAC充電ケーブルの方がPSE対象になっていることが多いから、そこをよく見よう。
*「2019年2月からPSE表示が義務化された」というのは、正確には「モバイルバッテリー」区分が新たに規制対象に加わったタイミングのお話。ポータブル電源本体は対象が異なるので、購入前にメーカーの説明ページで区分を確認するのが安心です。
参考 jackery公式ブログ :PSEマークをわかりやすく解説!安全性の高いポータブル電源の選び方も紹介
国際的な安全規格・試験などを確認する
自分が購入したい商品が、どのような安全規格・試験・認証などを取得しているのか確認してみよう。

蓄電池本体はPSEの規制対象外なので、ポータブル電源本体について、どのような安全規格や試験などに対応しているのかを見ると、商品を選ぶ際の参考になると思います。
- UL:米国の安全規格。過充電や発火防止など、安全性を確認する規格。
- TÜV:ドイツの認証機関。欧州で重視される安全・品質基準。
- UN38.3:国連の輸送基準。航空・海上輸送前に必須の安全試験。
リン酸鉄リチウムを使用したバッテリーを選ぶ

代表的なバッテリーには、三元系リチウムとリン酸鉄リチウムがあります。
三元系リチウム
- 高エネルギー密度(小さいサイズで大きな容量を持てる)
- 発火リスクが(リン酸鉄リチウムと比べて)高い
- 寿命はリン酸鉄系より短め
リン酸鉄リチウム
- 三元系リチウムと比較して、熱安定性が高く、安全性の面でメリット
- 長寿命(充放電サイクル目安 2,000〜6,000回程度、メーカーにより差あり)
- 高温環境に強く、安定している

三元系リチウムは、小さくてもエネルギー密度が大きいんだね。リン酸鉄リチウムのほうは安定してそうだワンね。
それぞれメリットやデメリットがあるんだワン。
BMS(バッテリーマネジメントシステム)の内容を確認する

BMS??
あああ!難しくなってきたクーン。

BMSは Battery Management System(バッテリーマネジメントシステム)の略。
カンタンに言うと、充電池を安全に・長持ちさせるための見張り役だよ。
過充電、または過放電などが起こった際に、バッテリーをきちんと保護してくれる機能が付いているのか確認しましょう。
・簡易的なBMS:過充電・過放電・過電流だけ
・しっかりしたBMS:過充電保護、過放電保護、過電流保護、短絡保護、
温度保護(高温・低温両方)、セルバランス機能等
※有名メーカー(EcoFlow、Jackery、Anker、Bluettiなど)はBMS仕様を細かく公開しています。
参考 jackery公式ブログ :BMS(バッテリーマネジメントシステム)とは?ポータブル電源の安全性の要!
正規店から新品を買うようにしよう


つい中古品の検討していたんだけど。
だって、安いからさ…。
中古品で考えられるリスク
・劣化が進んでいる可能性:リチウム電池は「使わなくても劣化」する。
・安全性の担保ができない:過去に「落下」「過放電」「高温環境保管」などがあっても外見からでは判断がつかない。
・管理状態が不明:適切な環境で保管されていたかわからない。

ちゃんとした中古品もたくさんあると思うワン!!
でも、安全性を考えると、初心者は新品の方が安心もできるね。
廃棄方法を事前に確認する

そうそう、これなのよ、これ!
廃棄方法を確認したら「自治体の廃棄ルールに従って処分してください」て言われ困ることが多いの!中身が詰まってしまった消火スプレー廃棄の時は、本当に困ったわ 。

メーカーで引き取ってくれるところもあるみたいだから、
購入前に知っておくと後で焦ったりしないワン。
家に置いておく時(または使用時・充電時)の注意

- 充電中は異常がないか確認できるようにする(就寝中や長時間の無人状態での充電は避ける)
- 防災用に定期的に充電状態を確認する
- 高温になる場所に置かない(特に夏場は注意)
- 燃えるものを近くに置かない
- (使用時)起動出力・定格出力を確認し、適切に使用する
*現在のポータブル電源は安全対策が進んでいますが、燃えるものを近くに置かず、安全な場所で使用・充電することが大切です。個人的には、充電が完了したらアダプターを抜いておくのがよいと考えています。
参考:jackery公式ブログ(寿命について):ポータブル電源の寿命は何年?長持ちさせるコツや長寿命のおすすめモデルを紹介
火事も想定した準備をしておく

私は超慎重派なので、メーカーに「万一の発火時の対応について」確認してしまいました。丁寧な回答頂いて感謝しています。
「万一の発火時の対応についての回答」
・すぐに使用を中止
・可能であれば接続機器からすぐ離す
・安全を確認したうえで周囲から離す
・煙や異臭、発熱がある場合は無理に移動しない
・そして消火が必要な場合は「電気対応の消火器」を使用する

「電気火災対応の消火器」、用意しておいたほうがいいよね。
消火スプレー(エアゾール式のスプレー)だと電気火災に対応してないものがあるから、十分に注意が必要ワンね。消せないと思ったらすぐ119番通報だワン。
※火災はとても恐ろしい災害の一つです。
どうやって火災から避難するか、身を守るかを他の記事でも取り上げています。宜しければご参考になさって下さい。
▶️投げるだけ・設置するだけの初期消火具。家庭で使いやすい消火アイテムたちを紹介!
▶️外出先で火事に遭ったら― 高齢の方でも落ち着いて避難するための工夫と、酸素が出るタオル も紹介―
▶️【実家の安全対策】高齢の親を守る小さな防災グッズ|転倒・火災・防犯
▶️オフィス火災で生き残るために|知らないと危険な避難方法と必須グッズ
▶️実家の防災対策4選|高齢の親を火災・停電から守る具体策
※あくまで一般的な情報であり、実際の対応は個々の状況・取扱説明書に従ってください。
ブログ主が購入したポータブル電源

結局わたしは「Jackery Solar Generator 1000new V3 ソーラーパネルセット200W」を購入しました。PSEもBMSもバッチリです。Jackeryを紹介していますが、一切宣伝ではありませんよ。

あれだけ悩んで結局、無難な所に着地したワンね。
(次回予告)実際に購入したポータブル電源のレビュー
当初の目的である、災害時のポータブル電源を使用した冷蔵庫の稼働。
次のことを実験しました。

・我が家の古いタイプの冷蔵庫で、何時間使用できたのか
・冷蔵庫の弱中強で使用時間に差がでるのか
・パススルー*で使用したらどのくらい使用できるのか
・そもそも、災害時にポータブル電源+冷蔵庫は理にかなった使い方なのか
*ここで言うパススルーは、ソーラーパネルで冷蔵庫に電気を供給しながらポータブル電源に充電をさします。
まとめ

なんやかんや怖がっていたけど、仕様書をよく読んだり、事前準備をしておけば、とても心強い味方になりそうだワンね。

そうなの。
すごい悩んだけど、買ってよかったです。手元に1台あるだけで、
心の不安がだいぶ解消されましたよ!ポータブル電源使用編もお届けしますよ。
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