消火スプレーで使えない火災とは?知らないと危険なNG例と消火器との違い
消火スプレーは便利ですが、すべての火災に対応できるわけではありません
*この記事において消火スプレーはエアゾール式簡易消火スプレーを指しています。

火事の時、何を使って火を消しますか?
アーモンド(犬)、消火アイテムって知ってる?

当たり前だワン!
我が家は色々置いてあるから安全だワン。「消火器スプレー」があるワン。

消火器スプレー?消火スプレーの事?それは消火器じゃないよ。
しかも消火スプレーが向かないタイプの出火がある、使うと危険な場合もあるって知ってる?

えっ!!
今日は一般的な消火器と消火スプレーの違い。
どんな出火の種類に使えるのか、使い方、また、力のない方でも使える消火器など、
消火アイテムについて2回にわたって紹介します。
▶️👉消火器の使い方と選び方|知らないと危険な注意点と初期消火の基本
🌸この記事は、情報提供目的として作成しております。誤りが含まれている可能性があります。消火アイテムを購入する・また購入した際には、説明をよくお読みになり、ご自身の判断での購入&使用をお願いいたします。🌸
ABC消火器とスプレータイプの違い
| 比較項目 | ABC消火器(粉末タイプ) | エアゾール式 簡易消火スプレー |
|---|---|---|
| 消火パワー | ◎ | △ |
| 使用の簡単さ | △(操作に少し慣れが必要) | ◎(誰でもすぐ使える) |
| 軽さ・取り回し | △(やや重い) | ◎(軽い) |
| 保管のしやすさ | △(場所を取る) | ◎(コンパクト) |
| いざという時の安心感 | ◎ | △ |
※火災が天井に達した場合は消火は困難とされており、速やかに避難してください。

まずは違いを確認です。

消火器の方が消火性能が高いんだワンね。

消火器は、より大きな火であっても消火できます。
また、消火スプレーよりも消火剤の容量が多く、噴射時の圧力が高いので性能が高い事が多いです。
⚠️結論⚠️:消火スプレーは“初期の小さな火”を想定した製品です。

じゃあみんな消火器を持っておけばいいんだワン!

うーん、そうとも言えない。スプレーの方が簡単だし、すぐ対応できると思う。使い方だってすぐ想像出来るでしょう?
消火器は、ご高齢の方や力のない方には厳しいかも。私も使用する自信がないわ。

私も多分無理だわ。スプレー式なら使えそう。
より強い火災にも対応できるABC消火器。重い?いえ、軽くて扱いやすい、モダンなタイプあります。
👉消火器の使い方と選び方|知らないと危険な注意点と初期消火の基本
メリット、デメリット
消火器(粉末タイプ)
🌸消火器メリット(消火スプレー比)
・より大きな火が消せる
・消火容量が多い
・噴射時の圧力が強い
☔デメリット
・重い
・使い方がスプレー式より難しい
・噴射時、粉末により視界が悪くなる
・後片付けが手間

スプレー式
🌸スプレー式メリット
・圧倒的に小さくて軽く、 使用方法が簡単
・価格が安い
・手に入れやすい
☔デメリット
・勢いが強い火災には不向き
・長期保管をするとガス圧が低下する
・対応に向かない火災シーンがある


パパ&ママさんも高齢だし、主も力がない。
我が家はスプレー式の方がいいかな。

それぞれの家庭に合ったものを選ぶと良いよね。
設置義務があるのかい?ないのかい?どっちなんだい?
消火スプレーは消防法で設置が義務付けられていません。
一方で、消火器は消防関係法令で決められた建物や施設等にはその場所に適した消火器を設置しなければいけません。(2026年4月現在)

ふーん。

(…アーモンドには難しくて、どうでもよくなってきたんだな)
超簡単に言うと「大きい場所や施設には消火器置く義務があるよ」って事。
消火の「ABC」は火の種類

ABC?なにそれ?

学校や会社ビルなどに赤い消火器、置いてあるでしょう?あれをABC消火器って言って、すべての種類の火災に対応できます。
Aは普通火災
Bは油火災
Cは電気火災
消火スプレーで使えない火災


消火スプレーが向かないタイプの出火があるって気になる。何が違うんだワン?

私の持っている消火スプレーにはこのように書いてあります。
🌸使えるシーン
・小規模普通火災
・天ぷら、油火災
・電気火災
☔対応していないシーン
・ストーブ火災
・自動車用クッション火災

購入した消火スプレーの注意書きをよく読む必要があるワンね。
なぜ消火に適さない火災シーンがあるの?

なんで主のスプレーはストーブ火災には使えないの?なんで自動車用クッション火災なんて項目が載っているの?めっちゃマニアックな感じがするワン。

自動車のクッションは、合成繊維用ウレタンなどの素材でできていて、燃え方が激しく有毒ガスも出やすいため「この商品では対応にむいていない」と明示してくれています。

じゃあストーブ火災っていうのは?

スプレー式で消すには火が強すぎて、初期消火の範囲を超えている、高温環境では破裂の危険があるとされているよ。
対応していない火災に対して噴射する危険性

*↑処分方法を載せて下さるのは、本当に助かります。カスタマーサポートに電話できるのも安心。消火アイテムは命を守る道具ですので、安心安全第一です。

じゃあ例えば、電気火災対応に✖️が付いているスプレーを電気火災に使用したらどうなっちゃうクーン。

もし間違った消火具を使ったら、火が広がる可能性もあります。
感電する可能性もあるよ。
まずはブレーカーを落とすと言うことを覚えておくのが良いかも。
事前に消火スプレーの説明書を読んで「どの火災に対応できるのか」知っておくこと。
*ブレーカー落とせば絶対安全と言うわけではありません

いざって言う時に、そんな違いって覚えていられないような気がするクーーン。
幅広い火災に対応したスプレー

私もいざって言う時は気が動転する、使い分けなんて出来ないだろうと思って。調べてみたら、下記に対応したスプレーもありました。
🌸使えるシーン
・小規模普通火災
・天ぷら油火災
・電気火災
・ストーブ火災
・自動車用クッション火災
※こちらは少しお値段は張りますが、小規模普通火災、天ぷら油火災、電気火災、ストーブ火災、自動車用クッション火災に対応していると表示されています(詳しくは公式サイトにてご確認ください)。
※こちらの消火剤は水系消火剤と記載があります。
※法令で消火器の設置が義務付けられている場所では、これ一本で代用することはできません。
エアゾール式簡易消火スプレーを選ぶ簡単ポイント

使えないタイプの火があったとしても、やっぱりスプレー式は便利だワン。

スプレー式消火アイテムを選ぶ際のポイントとしては、NSマークが付いているものを目安にしても良いと思います。NSマークは日本消防検定協会による品質評価に合格したことを表すものです。
*品質や性能の基準をクリアしたことを示すマークです。
まとめ

✔ どの消火具を持つべきか
・消火力重視、多くのタイプの出火でも対応できる→ 消火器(粉末タイプ)
・手軽さ、使い方の簡単さ重視 → スプレータイプ(NSマークが付いているものを目安にすると安心)
・理想 → 両方

こうやって消火具について少し勉強するだけで、何か安心できるよね。
自分の持っている消火アイテムの特徴を事前に知っておくの大事。

そうだワンね。ちゃんとした品質のものを購入しておくと、さらに安心ワン。
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